コンパクトで高音質なBluetoothスピーカーを探していませんか?JBLの最新モデル「Flip 7」は、音質・防水性能・接続性すべてにおいて進化した、ポータブルスピーカーの決定版ともいえる製品です。
前モデルとの違いや、音質の実力、アウトドアでの使い勝手、どこで買うのがお得かまで、ここでは購入前に知っておきたい情報をすべて網羅しています。「Flip 6やCharge 5と迷っている」という方にも役立つ比較情報つきなので、まずはチェックしてみましょう。
Flip 6との違いは?バージョンアップなポイントを比較
Flip 7はFlip 6と比較して、音質の調整性・再生時間・防塵防水性能などが強化されていて、Flip 6までは、イコライザー機能が非搭載で音質カスタマイズができませんでしたが、Flip 7では専用アプリにより3バンドEQが使えるようになり、好みに応じたサウンド調整が可能になっています。
Flip 6との主な違い
・イコライザー搭載(低音域、中音域、高音域を個別に調整可能)
・連続再生時間が最大12時間に向上(Flip 6は約10時間)
・Bluetooth 5.3対応により接続安定性が強化
・IP67の防塵防水性能
見た目はほぼ同じですが、スペックや使い勝手で確実な進化を感じられるモデルです。
JBL Flip 7の基本性能と主な仕様一覧
Flip 7の特徴としては、屋外での使用を含み、日常用途に最適な性能を持っていると言えます。
特徴
・小型なのに迫力ある音
・防水・防塵で屋外利用にも強い
・接続も安定
仕様
・サイズ:約178×68×72mm
・重量:約550g
・連続再生時間:最大約12時間
・充電端子:USB Type-C
・Bluetoothバージョン:5.3
・防塵防水性能:IP67(防塵+水深1mの防水)
音質はどのくらい良い?AIサウンドブーストと重低音の評価
JBL Flip 7は、そのコンパクトなサイズからは想像できないほどの高音質を実現しています。特に、AIサウンドブースト機能と重低音の再現性が注目ポイントです。
AIサウンドブーストの仕組みと効果
AIサウンドブーストは、JBL Flip 7に搭載された最新の音響技術で、音楽信号をリアルタイムで分析し、スピーカードライバーを最適化することで、歪みの少ないパワフルなサウンドを提供します。この機能により、特に高音量時でもクリアで迫力のある音質を実現しています。
高音域・中音域・低音域のバランスは?良好(音質レビュー)
JBL Flip 7の音質は、高音域・中音域・低音域のバランスが非常に優れています。
高音域:新設計のドーム型ツイーターにより、クリアで鮮明な高音を再現。
中音域:ボーカルや楽器の音が自然で豊かに表現され、音楽全体のバランスを向上。
低音域:筐体の大きさ以上に、深みのある低音を実現。
これらの特徴により、JBL Flip 7は多様なジャンルの音楽を高品質で楽しむことができるスピーカーになると思います。
実際の連続再生時間は?最大14時間(バッテリー性能と充電)
JBL Flip 7のバッテリー性能は標準使用で最大14時間、充電仕様はフル充電まで約2.5時間(USB-Cポート)になります。
最大再生時間とPlaytime Boostの違い
JBL Flip 7は、標準的な使用で最大14時間の連続再生が可能です。さらに、Playtime Boost機能を有効にすることで、再生時間を最大16時間まで延ばすことができます。この機能は低音域を抑えることで消費電力を減らし、バッテリー寿命を延ばす仕組みです。
充電時間・ポートの種類と仕様
JBL Flip 7は、USB-Cポートを介して約2.5時間でフル充電が可能です。この高速充電により、短時間で再び音楽を楽しむことができます。また、USB-Cポートは高解像度のロスレスオーディオ再生にも対応しており、対応するデバイスと接続することで高品質な音楽体験が得られます。
Flip 7の防水・防塵・耐衝撃性はどう?トップクラスのIP68
防水・防塵性能の等級「IP68」は、業界で最も高いクラスの保護等級のひとつで、水の中に沈めても内部に浸水せず、砂やホコリの侵入も防げる設計となっており、屋外環境に非常に強いことが特徴です。そのため、JBL Flip 7は水没・粉塵の両方に強く、アウトドアや水回りでも問題なく使えます。
IP68の詳細
・防水性能(IPX8):水深1.5mまでの常温水中に30分沈めても機能に支障がないレベル
・防塵性能(IP6X):完全な防塵構造で、粉塵が内部に一切侵入しない構造です。
また、本体の外装は耐衝撃性のある強化素材で覆われており、小さな落下やぶつけた際のダメージにもある程度対応しますので、浴室やアウトドアのワンシーンでうっかり強めにぶつけてしまったというときでも、それなりに大丈夫な作りになってます。
Flip 7、Flip 6、Charge 5との性能比較
Flip 7はFlip 6の後継モデルとして、音質面と接続性が進化した一方、Charge 5はパワーとバッテリー重視の大型モデルで、使用シーンがやや異なります。そのため、Flip 7は「音の質とポータビリティのバランス」を求める方に最適です。
比較項目 | Flip 7 | Flip 6 | Charge 5 |
---|---|---|---|
価格(※) | 約20,000円 | 約15,000円 | 約20,000円 |
サイズ感 | やや大きめ | 小型・軽量 | 大きめ・重い |
バッテリー | 最大12時間 (Boostで16時間) |
最大12時間 | 最大20時間 |
音質 | 音域バランス向上 | 高音域が明瞭 | 低音が特に強力 |
防水防塵 | IP68 | IP67 | IP67 |
Bluetooth | 5.3 Auracast |
5.1 PartyBoost |
5.1 PartyBoost |
※価格は2025年4月時点での参考価格になります。目安程度に留めておきましょう。
接続性と連携機能はどうか?旧モデルとは繋がらない(Auracast)
JBL Flip 7シリーズは、次世代接続規格「Auracast」にも対応します。そのため、PartyBoostに対応している機器と連帯させることはできないことになります。ここを少し深堀りします。
AuracastとPartyBoostの互換性
Flip 7ではJBLが新たに導入した「Auracast」に対応した一方で、従来の連携機能であるPartyBoostは非搭載により、Flip 6以前のスピーカーと一緒に使うことはできない仕様となっています。
・Flip 7はAuracast対応/PartyBoost非対応
・Flip 6やCharge 5などはPartyBoost対応
なので、Flip 6などの旧モデルをすでに持っていてマルチスピーカーで使いたいと考えている方には、Flip 7は接続互換性の面で注意が必要です。
Flip 7のAuracastとは?複数スピーカーでグループ再生ができる
Flip 7のAuracastは、同規格対応のスピーカー同士で手軽にグループ再生ができる最新技術です。AuracastはBluetooth SIGが策定した新しい接続規格で、これまでの1台対1台のペアリングから、1台の送信機で複数の受信機に同時に音を送ることができる仕組みです。
複数台へのブロードキャスト再生
→ Flip 7を1台の送信機にして、複数のAuracast対応スピーカーに一斉に音を飛ばせる
ペアリング不要の即時接続
→ スピーカー側が「Auracastに参加」するだけで再生可能。QRコードやNFC連携も導入予定
低遅延・高安定性の強化
→ 音ズレや途切れが起きにくく、大人数での共有リスニングにも向いています
現時点ではAuracast対応スピーカーの数は限られていますが、JBLでは今後のモデルでもこの規格を標準搭載していく方針とされており、今後のスピーカー環境の標準になる可能性もあります。
使用場面からのFlip 7はこのような方におすすめ
Flip 7は、防水防塵性能が強化され、AIによる音質補正機能もあることから、屋外・屋内問わず安定した使用感が得られるため、実際の使用場面を想定してみました。
屋外レジャーで使いたい方
・IP68対応で水辺でも安心
・落としても壊れにくい耐衝撃性
通勤・旅行先に持ち運びたい方
・コンパクトかつ約550gの軽量設計
・USB-C充電で汎用性が高い
高音質かつコンパクトなスピーカーを探している方
・AIサウンドブーストで音場が広く、クリアな再生
・低音も厚みが増し、音楽ジャンル問わず対応しやすい
Bluetoothの将来的な規格に対応したい方
・Auracast対応により、将来的に複数スピーカーのリンクが容易に
・Flip 6以前との互換性はないが、新規導入にはメリット
全体として、Flip 7はバランス型モデルとして優秀で、コンパクトさ・音質・耐久性・接続性すべてをほどよく備えており、最初の1台にも、買い替えにもおすすめできる機種です。
JBL Flip 7の価格と販売店比較
JBL Flip 7の定価は19,800円で最安値のショップを探したところ、2025年4月時点では、AmazonのJBLストアが最安値で18,000円で色もたくさんの中から選ぶことができます。
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楽天も同価格帯のショップありですが色が限定されていたりします。けれど販売価格が約2万円でも2000ポイント前後の付与が散見されるので、実質AmazonのJBLストアとあまり変わらないです。
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