「スマホじゃ物足りない」「雰囲気のある写真が撮りたい」そんな気持ちに応えてくれるのが、富士フイルムのミラーレス X-M5です。撮った瞬間に“作品”になる色表現や、6.2K動画対応の高性能。そして、軽くて扱いやすいという点まで含めて、ほとんどの方にとって使い勝手の良いカメラです。
ここでは、X-M5の魅力を5つの観点から紹介し、さらに「Canon EOS R50」「SONY α7C II」「Nikon Z50II」といった人気機種との比較も交え、あなたにぴったりの1台を見つけましょう。
FUJIFILM X-M5 XC 15-45mm レンズキットの特徴5選
富士フイルムのX-M5は、独自のフィルムシミュレーション機能や高精細な6.2K動画、軽量ボディなど、見た目だけでなく機能性も充実してます。ここではX-M5の魅力を5つ、お伝えします。
① フィルムシミュレーション(フィルム写真のような表現力)
X-M5は、富士フイルム独自の「フィルムシミュレーション」機能を搭載しており、撮影した写真にフィルムカメラのような質感と風合いを与えてくれます。
・クラシックネガやアクロスなど、全20種のシミュレーションが利用可能
・撮って出しでも印象的な画作りが可能
・RAW現像をしなくても、作品として完成度が高い
撮ったその場で、自分らしい写真が仕上がるため、SNS投稿や日常記録にもぴったりです。
② 高解像度の動画と写真(高精細6.2K動画と30コマ連写性能)
X-M5は、静止画だけでなく動画性能も優れており、最大6.2K/30pや4K/60pの高解像度動画撮影が可能です。さらに連写性能も最大30コマ/秒とハイスペックです。
・センサー全域を活かした6.2K映像(クロップなし)
・動きのあるシーンでも安心の高速連写(電子シャッター時)
・富士フイルムの色再現による映像美
日常の記録が、ただの記録にとどまらず、映画のような美しさで残せます。
③ 軽量(約355g)
本体重量は約355gと軽量でも本格操作ができる機動力があり、軽い=安っぽいというイメージがありますが、むしろ、ボディは金属外装で高級感ある仕上がりです。
・小型軽量で、旅行や街歩きにも最適
・操作性を高める前後ダイヤルとトッププレート
・シャッター音も静かで心地よい
「軽いのにしっかり操作できる」感触は、カメラ好きにも納得のポイントです。
④ 使い勝手が良い(バリアングル液晶+USB充電)
Vlogや自撮りに便利なバリアングル液晶モニターを搭載し、USB充電にも対応しているので撮影中のバッテリー不安も軽減されます。
・バリアングルでどんな角度でも撮影がしやすい
・モバイルバッテリーからも充電可能(USB-C対応)
・自撮り+動画撮影にも向いた構成
Vloggerや旅先の撮影を楽しみたい方にとって、使い勝手の良さが際立つポイントです。
⑤ コスパ優秀(価格・性能・サイズの三拍子)
X-M5は、約16万円台という価格帯で「高画質・高性能・コンパクト」を実現しているので、初めてミラーレスにチャレンジするという方の最適解とも言えるカメラです。
・APS-Cセンサー搭載で、高画質なのに価格は控えめ
・初心者でも扱いやすいUIとメニュー構成
・コンパクトながら富士フイルムの画質がしっかり楽しめる
ここまで、X-M5の特徴をこってりお伝えしてきましたが、次の章では、他の機種とベンチマークしたとき、その性能と価格のバランスはどうなのか?という視点で、X-M5と人気ミラーレス3機種を比較します。
FUJIFILM X-M5と人気ミラーレス3機種との比較
ここでは、FUJIFILM X-M5 XC 15-45mmレンズキットと、同クラスの人気ミラーレスカメラ・レンズキット「Canon EOS R50」「SONY α7C II」「Nikon Z50II」と比較しました。特にX-M5は、フィルムライクな表現力や動画性能に人気が集まっており、写真と動画のどちらを重視するかによって選び方が変わってきます。表が少し長いですが、その下に機種の特徴からのおすすめな方をまとめてます。
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製品名称 | FUJIFILM X-M5 XC15-45mm | Canon EOS R50 | SONY α7C II | Nikon Z50II |
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参考税込価格(※) | 約165,636円 | 約137,862円 | 約276,999円 | 約184,575円 |
特徴的な機能 | フィルムシミュレーション | 被写体検出AF、近接デモモード | AIプロセッサ、7段分手ぶれ補正 | ピクチャーコントロールボタン |
用途別おすすめ | 日常、Vlog、旅行 | Vlog、料理、初心者 | ポートレート、旅行、動画制作 | 子供撮影、旅行、Vlog |
センサーサイズ | APS-C 23.5×15.6mm |
APS-C22.3×14.9mm | フルサイズ35.9×23.9mm | APS-C 23.5×15.7mm |
有効画素数 | 約2610万画素 | 約2420万画素 | 約3300万画素 | 約2088万画素 |
映像エンジン | X-Processor 5 | DIGIC X | BIONZ XR | EXPEED 7 |
ISO感度(常用 / 拡張) | 160~12800 / 80~51200 | 100~32000 / 51200 | 100~51200 / 50~204800 | 100~51200 / 204800相当 |
シャッター速度範囲 | 1/32000~15分(電子) | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/4000~30秒 |
モニター(可動 / タッチ) | バリアングル / タッチ | バリアングル / タッチ | バリアングル / タッチ | バリアングル / タッチ |
ファインダー | ファインダーレス | 有機EL 0.95倍 |
XGA OLED 0.7倍 |
XGA OLED 1.02倍 |
グリップの握りやすさ | コンパクト設計 | コンパクト設計 | コンパクト設計 | 標準的なグリップ |
メニューの分かりやすさ | シンプルなUI | シンプルなUI | 多機能かつ直感的 | 標準的なUI |
サイズ・重量 | 111.9×66.6×38mm / 約355g | 116.3×85.5×68.8mm / 約375g | 124×71.1×63.4mm / 約514g | 127×96.8×66.5mm / 約550g |
バッテリー性能(撮影枚数) | 約330枚 | 約370枚 | 約560枚 | 約250枚 |
動画解像度とフレームレート | 6.2K 30p / 4K 60p | 4K 30p(6Kオーバーサンプリング) | 4K 60p / 10bit | 4K 60p / 10bit |
手ぶれ補正(ボディ) | 電子(動画のみ) | 非搭載 | 5軸ボディ内 | 非搭載 |
マイク入力 / ヘッドホン端子 | マイク対応 / ヘッドホン非対応 | マイク対応 / ヘッドホン非対応 | 両方対応 | 両方対応 |
USB充電 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Wi-Fi / Bluetooth | Wi-Fi / Bluetooth 4.2 | Wi-Fi / Bluetooth 4.2 | Wi-Fi / Bluetooth 4.2 | Wi-Fi / Bluetooth 5.0 |
スマホ連携(アプリ) | FUJIFILM Camera Remote | Canon Camera Connect | Imaging Edge Mobile | SnapBridge |
レンズ焦点距離(換算) | 23~69mm | 29~72mm / 88~336mm | 28~60mm | 24~75mm / 75~375mm |
F値(明るさ) | F3.5~5.6 | F4.5~6.3 / F5~7.1 | F4~5.6 | F3.5~6.3 / F4.5~6.3 |
最短撮影距離 | 約13cm | 約25cm | 約30cm | 約20cm |
レンズ内手ぶれ補正 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
対応マウント / レンズ | Xマウント | キヤノンRFマウント | ソニーEマウント | ニコンZマウント |
連写性能(fps) | 約30コマ/秒 | 約15コマ/秒 | 約10コマ/秒(Hi+) | 約11コマ/秒(拡張) |
製品名称 | FUJIFILM X-M5 XC15-45mm | Canon EOS R50 | SONY α7C II | Nikon Z50II |
発売日 | 2024年 11月28日 |
2023年 3月17日 |
2023年 10月13日 |
2024年 12月13日 |
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参考税込価格(※) | 約165,636円 | 約137,862円 | 約276,999円 | 約184,575円 |
楽天で価格を比較 | X-M5 XC | EOS R50 | α7C II | Z50II |
Amazonでチェック | X-M5 XC | EOS R50 | α7C II | Z50II |
※参考税込価格は2025年5月時点のものです。時期によって変動します。
高画質とフィルム風の表現を楽しみたいなら FUJIFILM X-M5、旅行や日常を手軽に記録したい方には EOS R50、動画と写真を両立したいバランス型は SONY α7C II、アクティブな子供撮影や高倍率ズームを重視するなら Nikon Z50II が最適です。
FUJIFILM X-M5:表現力豊かで写真好きに刺さるミラーレス
特徴
① フィルムシミュレーション搭載で、撮って出しでも印象的な写真表現
② 6.2K動画・高感度・30コマ連写対応とスペックもバランス良好
③ コンパクトなボディながら、本格的な操作性と高い質感
④ 富士フイルムらしいカラー再現と「写真を撮る楽しさ」が味わえる
⑤ 自撮りやVlogにも対応したバリアングル液晶&USB充電
向いている方
・日常や旅の風景を雰囲気ある画で残したい人
・GoProのような軽快さ+「本気の写真画質」も欲しい方
・スマホからのステップアップで、写真を始めたい不慣れな方にも◎
Canon EOS R50:軽さと簡単操作が魅力の入門向けモデル
特徴
① 重さ約375gの軽量ボディで女性や初心者に扱いやすい
② 6Kオーバーサンプリングの高画質4K動画にも対応
③ 自動被写体認識AFが搭載され、動く被写体でもピントが合いやすい
④ 自撮りもできるバリアングルモニター、Vlog用途にも強い
⑤ レンズ2本付属のダブルズームキットで幅広い撮影が可能
向いている方
・「はじめてのカメラ」として安心して選びたい初心者
・子どもの成長記録や旅行Vlogなど、家族用途にぴったり
・シンプル操作+カジュアル撮影重視の方におすすめ
SONY α7C II:コンパクトなフルサイズで本格派に対応
特徴
① フルサイズセンサー搭載なのに、500g台のコンパクト設計
② 4K60p&10bit記録対応、動画性能はプロ顔負け
③ 5軸手ブレ補正とAIプロセッサで難しい撮影も安定
④ 高画質・動画・携帯性のバランスに優れた“全部入り”
⑤ 交換レンズ資産が豊富なEマウント対応
向いている方
・写真も動画も両方ガチでやりたい中級者~上級者
・旅・Vlog・街歩きなど、軽量だけど高画質を求める方
・編集も込みで、YouTubeなど本格的な発信を考えている方
Nikon Z50II:ズーム撮影と安定AFに強いファミリー万能モデル
特徴
① 望遠対応のダブルズームキットで子供・運動会撮影に強い
② 約550gと標準的ながら、しっかり握れるグリップで操作しやすい
③ 4K60p・マイク対応など動画撮影も抜かりなし
④ Zマウントの描写力とAF追従性能が魅力
⑤ SnapBridgeでスマホ転送もスムーズ
向いている方
・子どもの運動会やイベントを撮りたいパパ・ママ層
・初めてのミラーレスでも、本格的な描写力が欲しい方
・写真も動画もそこそこにこなすバランスタイプを探している人
X-M5レンズキット最安値比較:楽天、Amazon、FUJIFILM公式
2025年5月時点で楽天、Amazon、FUJIFILM公式の価格とポイント付与のまとめです。最安値は公式サイトになるんですが、在庫切れの状態です。
項目 | 楽天市場 | Amazon | FUJIFILM公式 |
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最安値(※) | 165,636円 | 167,033円 | 152,900円 |
ポイント付与など | 5,010pt | なし | 在庫切れ |
X-M5レンズキットをチェック | 楽天市場 | Amazon | FUJIFILM公式 |
※最安値は2025年5月時点でのものです。時期によって変動します。
なので、公式をマメにチェックして入荷を待つ、すぐに欲しいのなら楽天市場やAmazonで最安値のショップで購入する、はたまた別の機種を狙うことにする、という選択になるかと思います。